英雄伝説VI「空の軌跡」

メモリ:192MB以上、 1GB以上 HDD:1.9GB以上 ディスプレイ:解像度640×480 HighColor表示可能、VRAM32MB以上、 DirectX8.1以降対応の3Dアクセラレータ ・AGP及びPCIe接続 ・Intel845G以降推奨 サウンド:DirectX8.1以降対応の機能 メモリ:256MB以上、 384MB以上 メモリ:256MB以上、 1GB以上 HDD:3.5GB以上 ディスプレイ:同上 サウンド:同上 ※この他は『SC』に同じ ※価格は全て税込み 『SC』発売以前 Vistaは後の対応版から。 初版のみ。以降はDVDのみ。 初版データ。 『英雄伝説VI「空の軌跡」』(えいゆうでんせつ6 そらのきせき、THE LEGEND OF HEROES VI SORA NO KISEKI )は、日本ファルコムが制作・発売したコンピュータRPG。『英雄伝説(英伝)シリーズ』の第6作となるシリーズで『英雄伝説「空の軌跡FC」』( - ファーストチャプター)・『英雄伝説「空の軌跡SC」』( - セカンドチャプター)・『英雄伝説「空の軌跡 the 3rd」』( - ザ・サード)の3作からなる。 『英伝シリーズ』第3期の1作目にあたり、先行する第1期『イセルハーサ編』・第2期『ガガーブトリロジー』とは世界設定を共有しない。導力器(オーブメント)と呼ばれる技術が発達した世界において、エレボニア帝国とカルバード共和国という2つの大国に挟まれたゼムリア大陸の小国・リベール王国を舞台とし、旅の中で遊撃士(ブレイサー)として成長していくエステルとヨシュアの様子を描いていく物語。 『ぐるみん』で参入を果たしたプレイステーション・ポータブル (PSP) への自社移植も行なわれている。PSP版『FC』はWin版『SC』の後、PSP版『SC』はWin版『the 3rd』よりも後に発売されており、それぞれ先行するWin版の次作から戦闘ボイスなどの追加要素が加えられている(『FC』のヨシュアの戦闘ボイスは新規収録)。売上本数は、空の軌跡シリーズ累計で70万本以上となっている。 またPSP向けに発売されたシミュレーションRPG『ヴァンテージマスターポータブル』ではレアマスターとして本作のキャラクターが多数登場し、『SC』と『the 3rd』の間の時期に当たるエピソードが収録されている。 『英雄伝説VI「空の軌跡」』のタイトルでWindows (Win) 向けに2004年6月24日に発売された前編。『SC』発売以降は『英雄伝説「空の軌跡FC」』と販売タイトルが変更されている。なお FC は First Chapter の略。『英伝シリーズ』では初となる3Dフィールドを採用しており、ボーカル付きの主題歌も投入した。パッケージイラストは椎名優が担当。 本作だけでは物語が完結せずに複数部構成になることが隠されたまま発売され、プレイヤーに驚きをもたらした。 『英雄伝説「空の軌跡SC」』のタイトルでWin向けに2006年3月9日に発売された後編。SC は Second Chapter の略。『英伝シリーズ』初となる戦闘ボイスを採用し、初回特典として戦闘ボイスと同じ声優を起用したドラマCDが同梱された。パッケージイラストは前作に引き続き椎名優が担当。 PSP版はPSP初の2枚組として発売された。 『英雄伝説「空の軌跡 the 3rd』のタイトルでWin向けに2007年6月28日に発売。『SC』の半年後を描いた後日譚であり、また次作『英雄伝説VII』への布石ともなっている。パッケージイラストの担当者がHACCANに変更された。 主人公を星杯騎士であるケビンに変更し、登場キャラクター達のその後や過去話などを断片的なエピソードとしてまとめる等、外伝的な作品となっている。 初版から Microsoft Windows Vista に対応した最初のファルコム作品(過去の作品のVista対応版は本作に先立ち発売されている)。 『FC』・『SC』・『the 3rd』の3作とも基本システムは同一であり、操作方法等も共通している。主人公となるプレイヤーキャラクターを操作して、フィールドの移動やNPCとの会話、敵キャラクターとの戦闘などを行っていくことで物語を進行させ、最終的な物語の結末を目指すオーソドックスなスタイルのRPGとなっている。 フィールドやオブジェクト等は3Dで構成され、その上を2Dで描かれたキャラクターが動くスタイルとなる。普段は一定の角度から見下ろすクォータービューであり、視点を左右に回転させることができる。ただし、イベント等においては多彩なカメラワークが見られる部分もあり、その反面、視点の回転を許さない(もしくは回転の角度が制限されている)フィールドも存在する。キャラクターグラフィックには8方向のパターンがあり、視点の角度によってそれぞれのパターンが適用される(その他、特定の場面で用いられるキャラクターグラフィックも存在する)。 プレイヤーキャラクター移動時のフィールドには町や平原、洞窟や建造物といった場所が存在し、フィールド上にはプレイヤーキャラクターのほかに、多くの場合NPCまたは敵が徘徊している。また、戦闘時には各々のフィールドに応じて特別な戦闘用のフィールドが出現する。なお、描画されたキャラクターの大きさに対する各フィールドの縮尺に、極端な差は生じない。 プレイヤーキャラクターとフィールド上の特定のオブジェクトが接触した場合、プレイヤーキャラクターの周りに吹き出しが出現し、決定 / 会話ボタンを押すとイベントが発生する。NPCであれば会話が始まる。また、フィールド上の敵キャラクターと接触した場合は戦闘が始まる。 操作キャラクターの能力を決定するステータスは以下の通り。 武器・衣服・靴・アクセサリーの4種類で装備する事によってステータスに様々な変化を与える。主な効果は下記の通りとなるが、必ずしも下記の効果が出るとは限らず、また特殊な効果を持つ装備も多く存在する。各キャラクターにつきアクセサリーは2つまで、他は一つずつ装備可能となっている。ゲームが進行するに連れて、行く先々の店でより強力な装備を購入出来る様になっている他、任意のイベントや宝箱、或いは敵を倒して手に入れる場合もある。 『FC』と『SC』では遊撃士(ブレイサー)である主人公が遊撃手協会(ギルド)に寄せられる依頼(クエスト)をこなしながら物語が進んでいく。依頼を受けたクエストは全て、ブレイサー手帳に経過等がまとめられる。クエストをこなす事により報酬(お金)とブレイサーポイントが貰え、ブレイサーポイントが一定度貯まるとブレイサーとしてのランクがアップする。 『the 3rd』では主人公が星杯騎士へと変更されたため、クエストやブレイサーポイントは存在しないが、ブレイサー手帳に相当する星杯手帳に経過等が記される。 『英雄伝説IV「朱紅い雫」』のオープンシナリオのシステムを発展させた、ゲームクリアには必須とはならないクエスト。主にギルドの掲示板を確認する事によって依頼を受ける事が出来る。サブクエストには時期や特定のサブクエストのクリア等、出現に条件があるものも存在する。 『the 3rd』にのみ登場。「月の扉」(長いエピソード)「星の扉」(短いエピソード)「太陽の扉」(ミニゲーム)の3種類があり、各所に点在している。いずれも、入るには一定度の条件を満たす必要があり、『FC』『SC』のサブクエスト同様にゲームクリアには必須ではない。 戦闘はフィールド上の敵キャラクターとの接触及びイベントによって発生し(シンボルエンカウント方式)、戦闘用フィールドに切り替わった後、戦闘が始まる。戦闘はフィールドに用意された特定の範囲で行われる。コマンドから選択する事によって各プレイヤーキャラクターの行動を決定し、全ての敵キャラクターを倒す、あるいは特定の条件を満たすと戦闘は終了し、経験値とセピスおよびアイテムを入手し、通常フィールドに戻される。退却した場合も同様に通常フィールドに戻されるが、敵キャラクターはそのままとなる。全プレイヤーキャラクターのHPが0になった場合、ゲームオーバーとなり、戦闘をやり直すか最初のメニュー画面に戻るかを選択する。 戦闘は、「AT(Action Time)バトル」と呼ばれる方式が採られたターン制である。戦闘画面に表示されるATバーが、戦闘中における敵味方全キャラクターの行動順を示している。ATバーに表示されたキャラクターのアイコンは、敵味方各キャラクターに対応している。 アイコンがATバーの先頭に来るとそのキャラクターのターンとなって行動を起こす事ができる。行動を実行すると後方に回され、2番目に位置していたキャラクターが先頭に回り行動可能となる…と言う動作の繰り返しとなる。ATバーの順番はキャラクターの取った行動やSPD値によって決定し、移動等の簡単な行動であれば比較的早く次の行動順が回ってくるが、高度なアーツやクラフトを使った場合、次の行動順が回ってくるのはかなり遅くなる。SPD値が高いと、行動順は全体的に早くなる。 行動順は、Sブレイク、チェインクラフトによって一時的に無視する事ができるが、その分、次の行動順の遅れとして蓄積される。行動順を早める、または遅らせるクラフトも存在する。また、フィールド上の敵キャラクターとの接触時に、接触の向きによっていずれかの先制攻撃となる場合があり、その際は最初の行動順が有利または不利に働く。 キャラクターの行動時に、タイミングによってはそのキャラクターに対してボーナスが加算される事がある。ボーナスの種類には、HP回復、EP回復、CP回復、攻撃・魔法効果1.5倍、ダメージ増加、攻撃ヒット時(ヒット回数は攻撃方法による)のセピス奪取があり、『the 3rd』ではさらにRush(2回連続行動)、Vanish(相手をフィールドから一時的に消す+EP0)、Death(一撃死)、Guard(攻撃が相手に必ずガードされる)、Item(100%アイテム取得)が追加された。ATボーナスのタイミングは、ATバーに表示されたキャラクターの横にアイコンで表示される。ATバーの進行と共にアイコンもATバーの先頭へと移動していき、アイコンがATバーの先頭に来た時に行動するキャラクターに対してボーナスが与えられる。ただし、特定のキャラクターに追従しているわけではなく全体の行動順に従っているため、Sブレイクによる割り込みや行動順の調節等によってボーナスを狙う事が可能となる。 戦闘中に選択出来るコマンドは以下の通り。 CPを消費して発動する、キャラ固有の特殊攻撃。規定のレベルに達すると新しいクラフトを覚える。通常のクラフトの他、CPが100以上の際にCP全てを消費して使用するSクラフトがある。Sクラフトは通常のクラフト同様にキャラクターのターンに選択して使用する他、Sブレイクに設定して使用する事も出来る。 『SC』からは仲間と連携した連続攻撃を仕掛ける事が出来るチェインクラフトが追加された。チェインクラフトに参加したキャラクター全員がCPを消費し、行動順も後方に回される。 CPが100以上の状態となったプレイヤーキャラクターは、現在の行動順に関係なくATバーの先頭に回り、Sクラフトを発動させる事ができる。CP200の状態で発動した場合、攻撃系のクラフトであれば威力が増大し、防御系のクラフトであれば追加効果が付与される等より高い効果を発揮する(ケビンのグラールスフィアの完全防御回数増加、クローゼのリヒトクライスのDEF上昇効果追加など)。使用には使用時のCP量に関わらず全てのCPが消費される。 本作における魔法は導力魔法(オーバルアーツ、通称:アーツ)と呼ばれる。戦術オーブメントにクオーツをセットし、連結構造(ライン)がアーツ毎に定められた属性値を満たす事によって使用可能となる。アーツの使用にはEPを消費する。『FC』と『SC』では使用EPは共通だが、『the 3rd』では単一属性の中級アーツを中心に、一部の使用EPが増加している。 プルダウン・メニューの「Tactics」によって戦闘開始時のキャラクターの初期配置や、Sブレイク発動時におけるSクラフトの選択が出来る。 初期配置は前後5枡、左右7枡に区切られたスペースにキャラを配置していく方式。プレイヤーが設定しなくても、キャラクターがメンバーに加わった時点で自動的に配置されるが、各キャラクターの特性を考慮した上で配置すると、プレイにおいて有利になる場合が多い。直接攻撃が得意なキャラクターを前衛に、間接攻撃やアーツが得意なキャラクターを後衛に配置する事が通例となっている。なお、一部のキャラクターは、装備によって得意とする戦闘スタイルに、ある程度の幅を持たせる事が出来る。 各地にある料理を食べると、食べた料理が「レシピ手帳」に記録され、食材を揃える事で自由にその料理を作る事ができるようになる。料理にはHP回復の効果があり、その他料理によっては異常状態の回復、ステータス上昇等の効果がある。料理にはレストラン等で提供され、その場で効果のある大皿料理と、アイテムとして使用される携帯食料がある。『SC』からは、戦闘中に攻撃用アイテムとして用いられる攻撃食料が追加された。攻撃食料は、宝箱から出現するレシピのメモ等によってレシピ手帳に記録される。 料理の食材には、小麦粉 / 砂糖 / 塩の様な一般的な食材と、魔獣の骨 / 牙 / 甲羅 / 鶏肉など、魔獣の体の一部がある。入手方法は、一般的な食材の場合は店で購入し、魔獣の身体の一部は敵キャラクターを倒して得る。どちらも、釣った魚や宝箱から入手出来る場合があるが、魔獣の体の一部は原則として購入出来ない。ただし、一定の条件を満たす事により購入可能となる。 『SC』のみのシステム(『FC』・『the 3rd』ではミニゲームとしてのみ存在)。各地のフィールドにある水辺の釣場(水面に波紋が現れている場所)で釣りを行う事ができる。餌と釣り竿を選択し、タイミング良くボタンを押す事で魚を釣り上げる。釣れた魚はアイテムとして追加され、その時の魚、餌、釣場、今までに釣った回数の合計は「釣り手帳」に記録される。また、釣った魚がセピスやアイテムを吐き出す事がある。ゲーム開始当初は餌を店で購入する事はできず、敵キャラクターを倒して入手する他、釣れた魚を餌として利用できる。ただし条件を満たせば、王都の釣公師団本部で餌を購入する事が可能になる。釣り竿はイベントで入手する事になる。 PSP版のみのシステム。今までに戦ったモンスターのステータス、弱点、落とすアイテム、落とすセピスが記録される。ただし『情報』のクォーツを装備しないと完全に記録されない。 前作もしくは同作のクリアデータを引き継ぐことができる。 産業革命をモチーフとした導力革命によって社会の仕組みが大きく変わりつつある時代において、ゼムリア大陸西部に位置するリベール王国を舞台としている。 本作の舞台。千年以上の歴史を誇る小国で、君主制を布いているが貴族制は廃止されている。現在の国王は第26代目となる女王・アリシアII世。ゼムリア大陸西部に位置し、2つの大国(北のエレボニア帝国と東のカルバード共和国)と国境を接している。小国でありながらも豊富な七耀石資源と高い導力器技術、そして女王の巧みな外交によって両大国とも対等な関係を保っており、緊張感の高い両大国の間に位置する緩衝国として働いている。主なモデルは第二次世界大戦中に緩衝国として働いていたタイ王国。 国の中心に位置する巨大な湖・ヴァレリア湖を囲む様な形で、グランセル・ロレント・ボース・ルーアン・ツァイスと5つの地方に分かれており、地方の境界には関所が設けられている。各地方には五大都市と呼ばれる地方名と同名の中心都市があり、これらの市長はそれぞれの地域の首長としての役割も担っている。 七曜石から取り出されるエネルギー。神秘のエネルギーとされ、消費しても時間が経てば自然に充填されるという特性を持つ。50年前に起きた導力革命以降、導力器による導力の利用は急速に広まり、インフラストラクチャーとなっている。 導力技術の結晶ともいうべき存在。SFに登場する反重力推進に酷似したシステムが搭載されており、見た目よりも遥かに高度な技術が使われている。この技術の最先端に位置するのはリベール王国で、飛行船による定期航路まで存在する。 導力で稼動するロボットの総称。古代ゼムリア文明の遺跡では、戦闘用に開発された「人形兵器」と分類されるものに遭遇する事が多い。現在、大量生産を行っているのは《結社》の「十三工房」のみで、ツァイスの中央工房では「オーバルギア」と呼ばれる強化外骨格に似たものの試作が始まったばかりである。 本作では七耀暦と呼ばれる暦が用いられ、七耀歴1202年頃が舞台となる。 ※ 名前の後ろの括弧内は戦闘ボイス及びドラマCDでの担当声優。 現在の院長テレサとその亡夫ジョセフによって開設されたルーアン地方にある孤児院。 港湾都市ルーアンの倉庫外を溜まり場にする不良集団。 ≪輝く環≫によって作り出された、人の想念に反応してその姿を変える世界。 ※ ファミ通.com ゲームミュージックダウンロードにおいて以下の期間に先行ダウンロード販売が行われた。 「英雄伝説 空の軌跡」のタイトルで、ウェブコミック誌『YOMBAN』に連載中。作画は啄木鳥しんき。 .